小さい錦鯉も可愛いけれど、育てるからにはやっぱり大きく育てたいものです。

しかし、大きく育てる方法がわからないという方々もおられるかもしれません。

また増体というのは正しく行わなければ、後々大変な事態になる可能性もあり得ます。

ここでは錦鯉の増体と餌についてお話ししていきます。

増体についての基本

錦鯉 餌 増体 時期

まず、増体の前提条件としては基本的に池で飼育することです。

やはり水槽飼育だと、水槽のサイズなどの面でどうしても限界があります。

大きく育てたいと思ったら、早いうちに池造りの計画を立てましょう。

おすすめの餌と増体の時期について

次に増体におすすめの餌ですが、錦鯉の餌にも種類がたくさんあります。

その中で特におすすめな餌というのは、生菌剤をたくさん配合した餌です。

生菌剤というのは、錦鯉の腸内で働いて、消化のために良い影響をもたらしてくれる菌のことです。

生菌剤が配合された餌はペットショップなどで販売されています。

そして、増体に適した時期というのもあります。

基本的に増体は、池の水温が25℃になる頃、つまり季節としては梅雨が明けた頃からであれば可能です。

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餌の適切な与え方と気をつけるべきこと

餌の量ですが、一日に与える目安としてはだいたい体重の1~2%くらいの量です。

そして一日に2~3回、回数を分けて与えましょう。

そして餌を与える間隔は、約2~3時間おきくらいが望ましいです。

餌を与える際に気をつけるべきことは、とにかく餌を与えすぎないことです。

増体をさせたいからと言ってたくさん餌を与えすぎると、錦鯉は消化不良を起こしてしまいます。

そして消化不良は悲しい事態にも直結します。

腹八分目を心がけて餌を与えましょう。

まとめ

とにかく増体は気長に行いましょう。

上記でも述べましたが、餌の与えすぎは命にかかわりますので、くれぐれも飼い主さんだけの都合で餌を増やすことはしないようにしましょう。

餌の量を決めるときは勝手に判断せず、必ずその日の錦鯉の様子をよく観察し錦鯉の体調に合わせて量を調節しましょう。

増体させることはもちろん重要かもしれませんが、一番大事なことは錦鯉が末永く元気に過ごせるように配慮することです。

錦鯉というのはとても長生きなお魚です。

つまり時間はたくさんあります。

健康を保ちながら、焦らず徐々に増体させましょう。

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