錦鯉の稚魚を購入する際に必ず考えるのは色や模様、そして価格です。
錦鯉の価格は色合いなどでかなり違いが出てきます。
では稚魚の場合はどうなのでしょうか。
ここでは色の種類や価格についてお話ししていきます。
錦鯉の稚魚が欲しくなったら
まず稚魚の場合は、養鯉場によって多少の差はありますが、特に体長が約14cm以下である場合は基本的に値段はまだ付けられないことが多く、体長が15cm~20cmくらいに達して初めて値段がつけられます。
そして錦鯉は4月~6月頃が産卵期ですので、稚魚がお店で出回るのは7月までということを頭に入れておきましょう。
代表的な種類
代表的な種類としては『紅白』、『大正三色』、そして『昭和三色』という種類です。
この3種類は『御三家』とも呼ばれるほどの人気ぶりです。
そして価格も他の種類に比べると高めです。
他にも、きらきらと輝く『光りもの』や独特な雰囲気の『写りもの』などたくさんの種類があります。
そしてそれらの色の中でも模様の出方などが違うと、また違った呼ばれ方をされます。
どんな場所でだいたいどのような価格で購入可能か
まず身近なところで考えると、ペットショップやホームセンターなどでも稚魚は販売されています。
価格はだいたい約12cm~15cmで約480円~980円と、わりと安価です。
しかし、ペットショップやホームセンターなどで購入する場合は、あまりたくさんの種類が選べないというデメリットもあります。
よりたくさんの種類の中から気に入った稚魚を選びたいという場合には、やはり専門の養鯉場で購入したほうが確実と言えます。
養鯉場の場合は価格の面では少し高めですが、質の良い稚魚にめぐり会える可能性もその分高いと言えます。
気をつけるべきこと
ただし稚魚の場合は一匹ずつではなく、数十匹~数百匹単位で販売している業者が多いと言えます。
そのように販売する理由には、主に利益の都合があります。
しかし、池などの環境が整っているのであれば話は別ですが、池が無くそして池を造る予定もないというのに数百匹単位で稚魚を安易に購入するというのは、稚魚にとっては決してありがたいお話ではありません。
その辺りを予めよく考えておきましょう。
まとめ
錦鯉は実に様々な種類があります。
ですが、無計画な大量購入は後々になって稚魚につらい思いをさせてしまうことにもなりますので、絶対に避けましょう。
どの種類を何匹購入するということをきちんと決めてから購入に踏み切りましょう。