錦鯉はとても長生きです。
健康であれば人間よりも寿命が長いという場合も充分考えられます。
そのため「錦鯉を飼っているけれど、この子は自分の親や祖父母の代からの付き合い」という飼い主さんも多くおられるかと思います。
そのような場合は、もしかすると自分の代で錦鯉が寿命を全うして、お別れをしなければならないときがやって来るという場合も考えられます。
大事な愛魚が寿命を全うした後、どのような対処をするべきかということに焦点を当てて、これから詳しくお話ししていきます。
命が終わっても真心を込めて接すること
切ないお話ですが、どんな命にも必ず限りがあるものです。
そして、その命が終わった後も「ありがとう」と感謝の気持ちを持って接していくことが大事です。
では次に、具体的に何をしてあげるべきかを考えていきましょう。
処分の難しさについて
とは言え、特に錦鯉はとても大きなサイズですので、正直どのようにしてあげるべきかわからないと途方に暮れてしまう方も多いかと思います。
大きすぎるゆえ、穴を掘るのにも限度がありますし、河川や海に放してあげるというのも環境の衛生上、決して適切な方法とは言えないところがあります。
そうなると、やはり生ゴミとしてゴミの日に持っていってもらうという選択肢が浮かびますが、それではあまりにも錦鯉がかわいそうですし、飼い主さんとしても大事な愛魚がゴミになってしまうなどというのは強い抵抗感を覚えることであると思います。
ベストだと言える具体的な方法
上記のように錦鯉の対処というのは悩める部分ですが、最近ではペット用の斎場も増えてきています。
斎場であればきちんとした対処を行ってくれる上、祭壇やお焼香場所などの設備も整っています。
そのため、錦鯉にとっても飼い主さんにとっても、やはり斎場での対処というのがベストであると思います。
まずは最寄りの斎場に連絡をしてみましょう。
まとめ
愛情を持って飼育することが大切であるのと同様、お別れのときも愛情をたくさん注いであげましょう。
大事な愛魚とのお別れはとても寂しいことですが、それでも命というのは思い出してくれる飼い主さんがいる限り、これからもずっと飼い主さんの心の中で生き続けてくれます。
命には限りがありますが、愛魚との思い出はいつまでも残るものです。