錦鯉の稚魚を飼うことになったけれど、実際どのような準備や迎え入れた後のケアをするのか、あまりよくわからないという方もおられるかもしれません。

ここでは稚魚の飼い方の中で最初にやるべきことについてお話ししていきます。

とにかく何から手を付けたら良いのかわからないという方々は必見です。

稚魚は特に配慮が必要

錦鯉 稚魚 飼い方

錦鯉の稚魚は成魚と比べるととても弱いです。

というのも、稚魚は成魚と違ってまだ免疫などが備わっていないため病気にかかりやすく、そして病気への抵抗力も充分ではないという特徴があるからです。

そのため、特に稚魚についてはしっかりと事前に正しい知識を頭に入れて、適切な準備と迎え入れた後のケアをしてあげることが重要になってきます。

安易な考えで充分な用意をしていないまま迎え入れてしまうと、場合によっては悲しい事態を招くことにもつながります。

そうならないためにもきちんと配慮をしていきましょう。

準備の段階でやるべきこと

まずやるべきことは、水作りです。

水槽飼育の場合はバクテリアを充分に繁殖させて水質の向上に努めましょう。

池での飼育の場合は、溜まっている古い水は排水し、新しい水に換えましょう。

そして、少なくとも3~7日間は池の水を濾過循環させておきましょう。

その際はもちろん、他のお魚は別の水槽などに移しておきましょう。

水槽でも池でも、とにかく錦鯉の飼育とは、適切な水作りが全てだと言っても過言ではないくらい重要ですので、決して手を抜くことのないようにしましょう。

スポンサードリンク

稚魚がやってきたらやるべきこと

まず稚魚は、成魚と同じ水槽や池には絶対に入れないことが重要です。

基本的に稚魚と成魚は別々に飼育しましょう。

というのは、上記でも述べた通り稚魚は病気への抵抗力がまだ充分に身についていないので、もし成魚が病気にかかっていた場合は稚魚にもその影響が及び、抵抗力が充分ではない稚魚はたちまち弱ってしまう可能性があるからです。

また、稚魚を水に入れる前には必ず錦鯉専用の薬で薬浴をさせてあげましょう。

薬浴をしてあげることで、移動時の稚魚の疲れを癒すことができます。

また、薬浴の後に塩を使った塩水浴もさせてあげれば、稚魚が新しい水に早く慣れやすくなるという効果が得られるので、なお良いです。

まとめ

上記の通り、錦鯉の稚魚の飼育というのは特に気をつけなければならないことが多いです。

小さいから飼育は楽だろうという安易な考えは、後々になって取り返しのつかない事態を招きます。

小さいからこそしっかりお世話をしてあげなければならないのです。

とにかく全ての命に真剣に向き合いながら、真心を込めて育ててあげることが大事です。

スポンサードリンク