夜中に池から大きな水音がして、慌てて池を覗きにいった事があります。
なんせ、イタチやタヌキが出るのが日常茶飯事など田舎に住んでいたので。
祖父宅に錦鯉がいた頃には、牛や馬もいて祖父はその子達を盗みに来る人間が一番怖いと言っていましたが。
(平成の世でもいまだにあるんですよ・・・家畜泥棒)
「どうして飛び跳ねるの?どこか痛いの?」と聞ければいいのですが、考えられる理由には、どんな物があるのでしょうか?
飛び跳ねの原因
全くない時もあれば、頻繁に起こる事もあり夜とも昼とも関係なく起こるのですが、考えられる原因には色々ある様です。
びっくりした?
鯉に限らず魚は、びっくりした際によく飛び跳ねます。
その場から逃げようとしているともいわれています。
酸欠
こちらが原因の場合、水温の上昇で水中の酸素の量が少なくなり酸欠状態であったり、水質の低下が原因の事もありますので、飛び跳ねた子以外にも水面でパクパクしている子などもいるかも知れません。
寄生虫
鱗や体についた寄生虫が気持ち悪くて、取り除こうとしている場合もあります。
1度、個体を観察してみる事をオススメします。
原因を取り除くには?
原因とされる、酸欠や寄生虫など命に関わる事もあり、早めに原因を取り除く必要があります。
びっくりした?
身を隠せる場所を作ったり、いきなり池に近づかないようにするなど、鯉達にストレスを与えない様にします。
この時の飛び跳ねで体に傷を作る可能性もあります。
酸欠
鯉は比較的高温でも平気な魚ですが、急に高温になっていたり、水質が悪くなっていたり、
様々な理由が考えられます。
まずは水を見直す事をオススメします。
寄生虫
池の水が水道ではなく、川や池などから引いている場合や、新しく池に迎えた子に付着していたなど、考えられる点はたくさんあります。
個体を観察してみると、鱗に小さな糸の様な物が刺さっている場合もあります。
これは目に見える大きさの寄生虫ですが、この他にも様々な症状を起こす寄生虫もいますから、蔓延させないためにも、それぞれに合った除去のための薬品や薬浴をさせましょう。
まとめ
何もない時にいきなり池から跳ねられるとビックリするのですが、何かしらの理由がある事が多いので、まずは観察してみて下さい。
また、薬品などを使う際には、専門家やショップの方に相談して下さいね。