伊勢神宮の池を泳ぐ大きな錦鯉達を眺めていて、あまりの大きさと優雅さにびっくりしたのですが、本当に大きいんです。

池だと天敵も少なく、のんびり大きく成長するのでしょうか?

今回は錦鯉の成長について紹介します。

錦鯉の寿命は?

錦鯉 成長 スピード

そもそも大きくなるには、それなりの時間の必要だと思うのですが、錦鯉の寿命はどの位なのでしょうか?

平均寿命は?

ペットとして飼育されている子は平均で25~45年と言われています。

意外に長生きに感じますが、沼などに生息する真鯉達は「池の主」と呼ばれる事もある位に長生きで、50年以上生きる個体もいます。

長生きの秘訣が気になりますね!

成長し続けるの?

大きな池でのびのび泳がせた子と、水槽などで泳いでいる子では、同じ日に生まれた子でも大きさが違ってきます。

これは、錦鯉が環境に適応するからです。

実験ではありませんが、池と水槽で同時期に同じ位のサイズの子を飼育し、数年後に大きさを比べたら池で育てた子方が大きく、40cm位の差が出ている事もあるそうです。

ある程度成長すると率は低くなりますが、生きている限り成長を続けます。

私がみた伊勢神宮の子達は80cm位の大きさだったのですが、どの位大切に飼育されている子達なのか気になりますね。

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成長のスピードは?

はっきり言って早いです!個体の区別が出来る様になる(模様がでる)のも早いです!

孵化から稚魚まで

孵化したての子をすぐに稚魚と呼ぶのではなく、孵化後1か月位から呼びます。

お腹に栄養の袋を持った孵化したての子を「毛仔(けご)」と呼びます。

この毛仔から稚魚と呼ばれる様になるまでにお腹の袋がなくなり自分で餌を食べるようになるのが5日位、模様が出て来るのが孵化後1か月くらいで、その位からの子を、稚魚と呼べるようになります。

この頃には2.5cm位に成長し、同じ稚魚でも個性が見えて面白いです。

成魚と呼ばれるのはどの位から?

しかし、意外に稚魚と呼ばれる期間は長く、成魚と呼ばれ繁殖できるようになるのはオスの方が早く約2年、メスの方が4年と少し遅いです。

繁殖希望なら、完全に成熟した成魚になる4年目以降がオススメです。

まとめ

環境が鯉の大きさを決めているのには驚きましたね。

室内の水槽で鯉を眺め癒やされるのも素敵ですが、やはり個人的には池で優雅に泳ぐ姿をみたいですね!

ちなみに日本の記録に残っている長寿自慢の錦鯉ちゃんは200年以上生きていたそうです。

大切にされていた事が分かりますね。

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